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乳酸菌でおなかの張りを改善

お腹が張るメカニズム

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誰もが経験するお腹の張り、ぽっこりお腹とも呼ばれるガスが溜まった状態は苦しくて不快なうえに、腹痛や便通の乱れも引き起こすためとても厄介です。
スタイルを気にする女性はお腹が張ることで太って見えますし、スカートやズボンがきつくなったり、突然おならをしたくなったりと、いろいろ悩みが多い症状です。

お腹の中には通常でコップ1杯程度のガスがあると言われています。このガスは口から飲み込んだ空気や腸内細菌が作り出すことで溜まっていきます。
私たちの体は食事をすると必ず腸内でガスが発生します。食後にお腹が張りやすいのはこのためです。溜まったガスは呼吸やおならとして排出しますが、ガスの発生が多くなったり、便秘などによって排出が上手くできなかったりすると、腸内にガスが溜まりお腹がぽっこりと膨らんでしまいます。

お腹が張る原因は腸内環境の悪化

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腸内でガスの発生が増え、排出が上手くできない原因は腸内環境の悪化にあります。私たちの腸には100兆個以上の腸内細菌が生息していますが、これらはビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌、大腸菌などの悪玉菌、どちらにも属さない日和見菌に分かれ、それぞれバランスを取ることで腸内環境を良好に保っています。

腸内環境が正常な状態であれば、善玉菌が働くことで食べ物の消化吸収が促進されて、食べ物を動かしながら排出させていく腸のぜん動運動によってガスが排出されていきます。
ところが善玉菌の活動が弱く悪玉菌が活発であると、この働きが上手く機能しません。悪玉菌は食べ物を分解する際にメタンガスを出すうえに、便として排出させることなく老廃物として溜め込み、次第に腐敗させていきます、これがいわゆる宿便です。さらに腸内の腐敗が進むと、悪玉菌は硫化水素やアンモニアといった腐敗ガスを作り出します。
便やおならのきつい臭いはこれらの腐敗ガスによるものです。悪玉菌は腸のぜん動活動を停滞させるため、その結果として便やガスがお腹の中に溜まり続けて、お腹の張りや腹痛が引き起こされます。

一方、日和見菌は善玉菌と悪玉菌のうちどちらか優勢なほうに味方をする性質を持っています。ガス溜まりを改善するためには、腸内環境を改善することで善玉菌を優勢にし、日和見菌を味方につけて、悪玉菌を抑制する必要があります。

ガスの過剰生成を抑制する乳酸菌

ではどうしたらお腹の張りを解消してスッキリした状態を取り戻すことができるのでしょうか? ガス溜まりを改善するためには、善玉菌を増やして悪玉菌を減らす必要があります。
しかし、ヨーグルトなどの食品やサプリメントで乳酸菌を摂っても腸内で長く留まれないため、直接増えてくれるわけではありません。

そこで重要なのが腸内のpHです。pHが高いアルカリ性は悪玉菌の増殖に適した環境ですから良くありません。反対にpHが低めの弱酸性は善玉菌の増殖に適した環境です。
生きて腸まで届くプロバイオティクスの乳酸菌やビフィズス菌には、腸内で乳酸や酢酸を作り出すことで、腸内環境をアルカリ性から弱酸性に変える働きを持っています。
それによって腸内に元から住んでいた善玉菌が活性化されると、食後にガスを過剰生成する悪玉菌の働きが抑えられ、お腹の張りが改善されます。

腸のぜん動運動を促す乳酸菌

ガスの排出をスムーズにすることが大切

善玉菌によって腸内で作り出されるガスの量が減っても、食事をして空気を飲み込む限りは、ガスの発生そのものを防ぐことはできません。
お腹のハリを解消するためには、腸内に溜まったガスをスムーズに排出させていく必要があります。
そのためには腸を刺激してぜん動運動を促す必要があります。ぜん動運動が弱いとガスや便がなかなか動いてくれないため上手く排出できません。その結果として、便秘に繋がりさらにガスが溜まっていくという悪循環に陥ります。

乳酸菌や食物繊維で腸のぜん動運動を促そう

乳酸菌には腸のぜん動運動を促す作用があります。ほかにも食物繊維には腸を刺激する作用があるため、ぜん動運動を活性化してくれます。
食物繊維は善玉菌のエサにもなりますから、乳酸菌と一緒に摂ることで便秘を解消してガスの排出を促す一石二鳥の効果が期待できます。
また便秘薬にずっと頼っていると腸のぜん動運動が低下しやすいと言われています。お腹のハリで悩まされている方は、副作用のある便秘薬に頼るよりも、ヨーグルトなどから乳酸菌を積極的に摂ることで便秘とお腹のハリの解消に繋げましょう。

お腹の張りを解消するBE80株

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BE80株はダノンが独自に開発したビフィズス菌です。その特徴は生命力の強さにあり、他のビフィズス菌よりも酸への強い耐性を持っています。
このBE80株は、過剰なガスの発生、違和感、ゴロゴロ感、張りといったお腹の不快感をやわらげることが報告されています。
さらに消化された食べ物が腸管を通過する時間を短くする作用もあります。腸管を通過する時間が長いと便秘になりやすくなるため、BE80株には高い便秘解消効果が期待できます。

悪玉菌を増やさない工夫を

肉食に偏った食生活を見直す

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悪玉菌は乱れた食生活やストレスによっても増殖します。せっかく乳酸菌を摂って腸内の善玉菌を活性化しても、悪玉菌が増える生活習慣を改善しなければ意味がありません。
肉食に偏った食生活は改善が必要です。肉類は消化に時間がかかるため腸で腐敗便として溜まりやすく、悪玉菌のエサとなるからです。
悪玉菌は肉類のタンパク質やアミノ酸を好み、これらをエサとして生育します。肉を食べることがいけないわけではありませんが、日本人の食生活が欧米化していることも腸内環境悪化の原因の一つと言われています。肉食中心の偏った食生活をしていると、腸内の悪玉菌が優勢になりやすいのです。
悪玉菌を増やさないためには肉類を摂りすぎず、善玉菌のエサとなる食物繊維を豊富に含んだ野菜や穀物類をたくさん食べましょう。

適度な運動や休息でストレスを発散する

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ストレスも悪玉菌が増える原因のひとつです。仕事や家事の疲労や人間関係などでストレスが溜まると自律神経に影響します。
そうすると胃酸の分泌が抑制されて、胃の働きが停滞し消化不良を引き起こします。その結果として、腸に腐敗物が溜め込まれ、悪玉菌の増殖が促されるのです。
ストレスを溜め込まないように日ごろから意識し、適度な休息を取り、余暇を利用して趣味やスポーツなどを行ってストレスを発散しましょう。

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